かざらない家KEEP A NATURAL ATTITUDE
先人の知恵に学んだ家造り
長く住め、解体しても産業廃棄物にならない、土に還る家。昔、私達が建てていた家の方が優れている、と弊社は考えます。
新建材の家は、完成した時が一番いい状態で、美しさを保つためには、ひんぱんにクロスの張替え等が必要です。その上、新建材の処理は難しく、リサイクルの用途も限られています。
本当の木の家は、住むほどに味わいが出てきます。何世代にもわたって住むことができるし、木や土、紙などの自然素材を使うので体にも安心、安全です。また、最近はプレカットされた材料を使うことが多いので、手刻みできる職人も減っていますが、伝統構法で家を建てられる施工スタッフや大工達が、心をこめてあなたの家を創っていきます。

伝統的な木組みの家
40年以上前(会社組織にする前)に私達が建てた家です。アルミのベランダの設置等、少し手が加えられていますが、建築時とほとんど変わっていません。現在は、代替わりをして息子さん夫婦が住んでいらっしゃいますが、40年以上経っても柱と平物がぴったりとくっついております。
伝統構法は、金物に頼らず、長ほぞをつけパズルのように組んで、込み栓で締結します。木は木で締めたら、緩まないので、本当の長持ち住宅をつくることが出来ます。
-
建物外観
月日の経過で味わいを感じさせる外観に。
-
軒裏
野地板は、ムクなのでめくれたりしません
-
玄関
玄関引戸も木製ですが、立付けもOKです
-
敷居
敷居のせい(厚み)が24cmあるので、頑丈です。
-
壁
家のねじれ対策に2間続きで高さ36cmの平物を廻している。
-
天井
天井も井桁を組んでいるが、その下にまた天井板を貼っている。
-
柱と平物
40年経っても、柱と平物がぴったりとくっついています。
-
建具
座敷から縁側を見る外部の建具も木製です。
伝統講法の組み方
切り出した木材をパズルのように組んでいきます。
ほぞを柱に貫通させたら、込み栓を打つ込み栓を打ちます。